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8月31日
8月も最終日だというのに、県北でさえ30度を超える暑さだった。 7月初旬以来の湿原ではミソハギやサワヒヨドリ、ビッチュウフウロ、そしてサギソウも例年以上にたくさん美しく咲いていた。ススキの穂も風に揺れて、日差しはまだまだ強く、蒸し暑かったが目に飛び込む風景は秋だ。 ![]() そろそろ咲き始めたに違いないシラヒゲソウとの出会いを期待して湿原の奥へと入った。 ![]() ![]() ![]() ![]() サギソウ、アギナシ、サワギキョウ、キセルアザミ、コバノギボウシ ![]() 木々の実も色づき始めていた。 ![]() ![]() いただいたパンフレットによるとこの湿原にはオグラセンノウ、ビッチュウフウロに代表される残留植物(列島が大陸と陸続きだった頃には広く分布していたと考えられるもの)が残っており中でもオグラセンノウはここ周辺と北九州、朝鮮北部だけという貴重な植物とのこと。 私が出会えたのは1本だったがこの夏の中旬には例年になくたくさん咲いたとのことだった。 ▲
by blue-robin2
| 2011-08-31 23:03
| 山、里山、湿原歩き
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8月30日
この靴、私の庭仕事用。 10年にもなるだろうか。最初は町歩きに、次は自転車での買い物、数年前からガーデニング用。 足首まで包んでくれるのでヤブ蚊対策にもばっちり。泥々の中も平気。 年月を経て柔らかくなった革は履いてないように足になじみ、梯子に登るのも平気だ。 酷使して、つま先がぽっくりと開いた。もうお役御免かなと思ったが瞬間接着剤で修理してみた。 布で磨いたらこの通り!まだ当分使えそう。 ![]() 私って、気に入ったものは徹底して使いこむといったタチ。 今のってる自転車は連日のように乗り回しているのに、もう30年。 塗料のはげたところは自分で塗って、磨き上げる。 磨くという行為、ますますの愛着心を呼び起こすのだ。 ▲
by blue-robin2
| 2011-08-30 12:24
| 日常
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8月28日
毎年美しい花と香りを楽しませてくれる蝋梅だが、ふと気がつくと、春には緑だった楕円形の実が、黒く不気味な形になって残っている。ふれるのも気持ちが悪いという感じの実にはきっと毒もあるんじゃないかと調べてみた。この実はカリカンチンというアルカロイドの成分を含むようだ。きれいな花にはとげがある、いや、毒もあるのだ。 ![]() これからは実りの秋、事のついでにちょっと他の木についても調べてみた。まあ、ちょっと触れたぐらいでどうということもないだろうが知っておくのもいいと思って一覧表にしてHPにのせた。 http://bluerobin.cool.coocan.jp/fp111.html ▲
by blue-robin2
| 2011-08-28 15:47
| 庭
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8月27日
植えたわけでもないのだが我が家の庭に3株のタカサゴユリが咲いた。 高速道路の土手縁にも白いタカサゴユリがにぎやかだ。 もともと台湾の固有種で大正時代に園芸種として入り、野生化してひろまった帰化植物。 鉄砲ユリに似ているが本来は花被片の外側に僅かにえびちゃ色が入るのが特徴。 近縁種の純白のものが沖縄にあり、交雑して白いものもかなり広まっている。 種から容易に根づくが、ユリ科の特徴である連作障害のため数年で消えることが多いようだ。 そういえば、あの美しいササユリも昨年見つけたところを訪れても出会えないということが多い。 盗掘されたんだなんて人を疑っていたがどうやらそうではなく自然に消滅したということのようだ。 我が家のタカサゴユリ、美しいので切り花にもするが日持ちがしない。花被片のみが抜け出すように落ちるのだ。野にあってこそ凛として美しいというのがいかにも人の手が加わっていない野草の特徴だ。 ![]() タカサゴユリに加えこの季節はナツズイセンの可愛いピンクも所々で見かける。 ヒガンバナやキツネノカミソリの仲間で優しい色合いだが有毒だ。 聞くところによるとナツズイセンはかなり古い時代に中国より入って広まったようだ。 畦道などにかたまった品のいいピンクは野生化した花とも思えない美しさだ。 改良され園芸用としても広く愛されている。 図鑑などの解説によると「帰化植物とは本来はその地域に生育していないが種々の原因で二次的に渡来(侵入)し野生化し、既存植物と同一環境下に共存しある程度の安定した状態を保つに至ったものを指す。」とある。 それにしても彼らは環境の異なる遠地でたくましく生き延びている。すっかり日本の里山風景に溶け込んでいるものも多いが本来の日本固有野草の生育環境にひたひたと忍び込み、勢力を伸ばすというのがちょっと心配だ。山の中にも深く入り込んでいる。その代表的なものがヒメジョオン。そして田畑や河原には特に帰化植物が多いようだがその代表格がセイタカアワダチソウといったところだ。 しかし、やはり、秋の山には楚々とした白菊が、河原には風になびく尾花が似合う。 ▲
by blue-robin2
| 2011-08-27 10:03
| 山、里山、湿原歩き
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8月25日
しのぎよい一日が始まると体はホッと一息ついているという気はするが、暑くにぎやかだった夏がどんどん遠ざかるようで寂しい気もして、人の気分とは勝手なものだ。 昨日の里山でツクツクホウシを聞きながらみた野草は秋到来を感じさせるものばかり。 ![]() ▲
by blue-robin2
| 2011-08-25 10:32
| 山、里山、湿原歩き
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8月24日
稲穂の美しさにひかれて踏み込んだ水田の近くで、偶然にも尾花の株元に咲くナンバンギセルの群生をみた。横を向いたように咲く姿からナンバンギセルという名がついているが 万葉集にも「おもひぐさ」という名で一首よまれている。古代から日本に自生する花だ。 ![]() 道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今更々に 何か思はん ![]() 青々したススキに寄り添うようにして物思いにふけっているように咲く姿がほんにしとやかな様子ですが、実はススキの根に寄生しているというしたたかさがあるのです・・・ おやおや、万葉集でもススキ様を頼みにしていますと歌っているではありませんか~~ ▲
by blue-robin2
| 2011-08-24 23:54
| 山、里山、湿原歩き
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8月20日
「8月は美術書三冊を読みました。」なんて決して言えないような読書をした。読みながらは解ったようでいながら「何が残った?」といったような読書であった。こういった専門書ともいえる本は一応さらっと読み、また気になるところを読み返して初めて見えてくるものではあるんだが・・・ 挿入図版が多かったとはいえ、読み手の私にこれを受け入れる素地があるんだろうかと情けなくなるほどに未知の芸術家が登場する内容ではあった。というわけで熱い夏にぼやけた頭で、時には途中で投げ出したりしながらさらっとうわべを読んだに過ぎない。 内容をもう少し定着させたいと思った「装飾/芸術」は涼しくなったらまたくりかえし読もうと思っている。 「装飾/芸術」は数年前の美術講座で非常にわかりやすく講座をされた天野知香氏著。ルネサンス以来の伝統的芸術に対して、19世紀末にいたり、脚光を浴び出した装飾芸術といわれるものの概念、従来の芸術との絡みとそれに及ぼした影響、その位置づけを、19世紀から20世紀初頭にかけて詳しく解いている。 特に第5部「マチスと装飾」は何度か足を運んだマチス展での印象などとも重なって興味深く読むことができた。 「葛藤する形態」は戦争に明け暮れていたにもかかわらず美術にとっては決して不毛ではなかった第一次大戦前後の多彩で複雑な美術の様相を考察している。 読んでいても著者の河本真理氏のあふれるほどの知識量、それを伝えようとする盛りだくさんの研究内容に圧倒され、到底一回読んだくらいでその内容が把握できましたなどとはいえないのだけれど本文の下にそのページの「注」が詳しく記載されているといった装丁には助けられた。 「シュルレアリスム絵画と日本」は著者、速水豊氏が大原美術講座で取り上げ、解り易く解説されたテーマ。講座に即し、もう少し掘り下げるといった内容であったが、登場する画家たちにそう興味があったわけではないので、講座で聞いた内容以上の興味が持てなかったせいもあり、途中からは斜め読みとなって終わった。今後もし各画家の展覧会でもあったらもう一度読み返してみようと思っている。 戦争や国家体制の変化といった歴史の中で、科学技術の進歩の中で芸術もまたその影響を受け変遷する。苦悩し、葛藤し、新たなものを生み出す。今回の三冊はそういった内容であった。美術史は世の中の構造的な変化と大きくかかわリ、特に19世紀後半以降、加速的なわけだが 理屈は抜きにして、いつの時代も変わらないのは美を求める心と表現したいという欲求である。 ▲
by blue-robin2
| 2011-08-20 16:14
| 本
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8月14日
サギソウが咲きだしているかもしれないとヒイゴ池湿地へ行ってみた。 いつも通りの蒸し暑い湿地では夏の水生植物が生い茂り その中で、白いサギが点々と飛び始めたばかりという感じだった。 ![]() ![]() サギソウのほかにもサワヒヨドリやキキョウが見られたが 蒸しかえるような湿気にまいってしまって写す気も失せ早々に引き揚げた。 ▲
by blue-robin2
| 2011-08-14 17:51
| 山、里山、湿原歩き
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8月9日
連日の猛暑、涼を求めて広島県北にある帝釈峡を訪ねた。 10年ぶりになるだろうか。以前に辿った渓谷沿いの道を流れと奇石を楽しみながら歩いてみようと上帝釈から遊歩道に入る。 鍾乳洞の白雲洞は奥に進むと気温11度、しばしその冷感をたのしむ。 ![]() 涼んだ後は、いよいよ、唐門、雄橋、断魚渓と渓谷沿いの道を進む。 今、谷に沿った崖は水際近くまで、キツネノカミソリの朱で彩られている。 以前来た時には、下帝釈まで渓谷沿いの道が続いていた記憶があるのだが崖崩れがあったとかで素麺滝より先は通行止め。今は迂回路として山中の中国自然歩道を行く。階段が付けられているとはいえかなりの急登だ。 急ぎ足で片道3キロの山越えをして神龍湖にかかる神龍橋までを往復。 途中、雷が鳴ったり、タヌキの親子と出くわすというハプニングがあったが、渓谷美と野草を楽しむことができた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by blue-robin2
| 2011-08-10 00:00
| 山、里山、湿原歩き
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8月8日
早朝ウォーキング途中でツクツクホウシを耳にした。 庭へのクマゼミの飛来も比較的少なくなったようだ。豪雨もそろそろ終わるのだろうか。変なもので20日ちかくにわたった蝉取りに興じるのもそろそろ終了かと思うと物足りない気がする。 見上げると枝にニイニイゼミが静かにとまっている。このセミ、小さくてえらが張っているというのが特徴。 今日は立秋 季節は静かに動いている。 ![]() ▲
by blue-robin2
| 2011-08-08 10:14
| 昆虫
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