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7月30日
毎年恒例の大原美術館美術講座を受ける。 今回は「シュルレアリスムの夢ーフランスと日本」と題して 30日 1:シュルレアリスム美術の地平ー痙攣するイメージと言葉」 講師:河本真理氏 2:アンドレ・ブルトンとシュルレアリスム 講師:星野守之氏 3:シュルレアリスム―新しい神話の想像 講師:高階秀爾館長 31日 1:シュルレアリスム絵画と日本―イメージ・技法・思想 講師:速水豊氏 2:パリの岡本太郎―抽象/超現実/民俗学 講師:赤坂憲雄氏 3:総合討議 ![]() ▲
by blue-robin2
| 2011-07-30 19:05
| 美術工芸
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◎ 岡山県立美術館 7月15日~8月21日
琳派300年の様式と、若冲の特異な画風、ならびに中世の絵巻物、近世の工芸品など京都細見美術館のコレクションの中から厳選されたものを展示。 今まで一度は見たいと思っていた伊藤若冲だが、以前、京都国立近代美術館へプライスコレクションが来た時にも、昨年、金毘羅でもどういうわけか見逃し、今回はほんの数点だけれどもぜひ見たいと思って出かけた。展示があったのは初期の1点を除き墨画だったが写実と想像の融合という画風の特徴は十分うかがい知ることができた。 中でも書と墨画で構成された6曲1双の鶏図押絵貼屏風は墨による表現だからこその勢いが感じられ、墨の濃淡による表現が絶妙、様々な角度からとらえた生き生きした鶏から確かな筆運びの素晴らしさが伝わってきた。 ![]() 今回は、美しい色合いと徹底した写実、シュールレアリスムにも通じるといわれる幻想的な構成といった若冲独特の濃彩な花鳥画の世界には残念ながら触れることはできなかった。 若冲以外では尾形光琳の宇治橋図団扇が小品ながら印象にのこり、工芸では江戸前期の 薄蒔絵螺鈿重箱の大胆な線の流れが興味深かった。 ★画像は絵葉書をコピーしました。 ▲
by blue-robin2
| 2011-07-29 11:37
| 美術工芸
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7月27日
今回はトルコ映画界を代表するというセミフ・カプランオール脚本、監督作品「蜂蜜」を鑑賞。 2007年制作「卵」。その主人公ユスフの青年期を描いた2008年「ミルク」。そして「ミルク」制作途中で幼少年期のユスフに思いをはせて誕生したのが2010年制作の今回の作品「蜂蜜」 ![]() 幻想的な森を舞台に自然と一体となって生活する家族。抒情的な自然描写と鳥のさえずり、木のきしみ、雨音,蜂の羽音、といった自然の音のみで制作。セリフも極端に少ないこの作品は幼いユスフを、彼の目、動きを通して描き、深く心に訴えかけてくる。 吃音障害をもつユスフは深い森で養蜂家の父からの細やかな愛情に包まれて暮らしている。ある日、彼らの糧である森の蜂が忽然と姿を消し、蜂を求めて森の奥深く入った父はそのまま帰ってこなくなり、その日を境にユスフの言葉が失われ、母親も悲しみにくれる。カメラは言葉を発しないユスフの後姿を丁寧に追いかけることで言葉以上の迫力で、親子の絆、詩(言葉)への憧れ、嫉妬、子供らしい期待と焦り、優しさ、思いやり、少年の心に芽生えた自立への自覚といったものを伝え、見る者の心に感動を呼び起こす。 母を励まそうと嫌いだったミルクを黙って飲むシーンなど、子供のけなげな心の動きが痛いほど伝わる。父の消えた森へ、たった一人で入り、森に包まれるという場面で映画は終わる。唐突な終わり方にちょっと戸惑ったがこの子もまた森と一体になった人生を送るのだろうか~~。 それとも・・・ 結果的にユスフを描いた三部作となったとはいえ、先に作られたという2作を私は見ていないのでどんな展開があるのかは知らない。しかし、物語性をこえたところ、だれにでもある純粋な幼年時代の心の機微を描いたという点でこれだけで独立した作品である。 ★画像はシネマクレール丸の内でいただいたチラシのコピーです。 ▲
by blue-robin2
| 2011-07-28 12:10
| 映画 演劇 コンサート
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7月24日
ほぼ毎月のように尋ねる森林公園だが、 暑さが予想される7月の森林公園を訪ねたのは初めてのことだった。 先ずはオオヤマザクラを見上げ、県境三叉路への登山道を登った。さすがは800m以上、予想外に涼しくて風もさわやかだ。 ![]() 猛暑の昨年夏と比べるとアカモノ、ナナカマド、サワフタギなど、どの木にもたくさんの実が実っていた。秋になって赤く色づくまで落ちずに残ってほしい。嬉しいことに温暖化でその南限がどんどん北上しつつあるというブナの実もたくさん落ちていて一安心という気がした。 ![]() ![]() ![]() 県境尾根を歩くとさすがに暑さがこたえるが、ヨツバヒヨドリにアサギマダラを始め蝶が舞い、ブナ林ではヒグラシの声がにぎやかだった。 ![]() ![]() ![]() もみじ滝、熊おし滝周辺にはヤマアジサイやヤマホトトギスがこんなにもたくさんあったのかと驚かされるほど咲いていた。この季節に来て、この山には夏椿もたくさんあることを知った。 ![]() ![]() ![]() ![]() 園地では、ツチアケビ、オニノヤガラ、ミズチドリ、ギボウシ、バイケイソウなども見ることができ、 7月の森林公園を満喫した。 ![]() ▲
by blue-robin2
| 2011-07-26 02:28
| 山、里山、湿原歩き
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7月17日
ヒイゴ池湿地と鬼の城の麓にある自然歩道をせせらぎにそって散策した。 ![]() ヒイゴ池湿地は蒸し暑く、じんじん照りつける太陽で落ち着いて写真どころではなく、 咲く花もなかったが夏の水生植物が青々としげりハッチョウトンボ、キイトトンボ他数種のトンボに出会えた。以前よリも木道の整備がなされ、あちこちに「湿地に三脚を立てないように」という真新しい立て札があり、・・・・ということは夢中になってそういった行為をする人がいるということなのだ。デジカメブームもいいが行きすぎは慎みたいものだ。 ![]() ![]() 日向を避けて、せせらぎの音を聞きながら鬼の城の麓、雑木林の中を歩いた。 足元にはヌマトラノオ、チダケサシの群落があり、ネジバナやノギランもあった。 そして頭上でシャラノキが白い花を咲かせていた。ほんの1時間弱の自然歩道だったが、汗を流すというのは気持ちのいいものだ。 ![]() ▲
by blue-robin2
| 2011-07-18 08:06
| 山、里山、湿原歩き
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7月13日
映画館に足を運んだのはほぼ半年ぶり 震災後は普段の出不精がなお一層深まり、展覧会スケジュールにも映画スケジュールにもごぶさたしていたのだ。 今回もどっか涼しいところはないかしらん~なんていう消極的理由で思いついたのが映画館というわけで、久しぶりに開いたスケジュール表はとても新鮮に思え、その中から「ショパン」を選んだというわけだ。 ![]() ピアノの詩人、19世紀ロマン派音楽の天才的作曲家フレデリック・ショパンの半生を描いている。 1830年、20歳の頃、父の勧めでロシア支配下の故郷ワルシャワを逃れ、パリへ移る前後から物語は始まる。 パリでの華々しいデビュー、数年後のジョルジュ・サンドとの出会い サンドとの1838年のマジョルカ島への逃亡とそれに続くノアンでの同棲生活 結局二人の生活はサンドの子供たちをめぐるトラベルで9年で終局を迎えるわけだが、その間にショパンは肺疾患を抱えながらもサンドの母性的な、かつ支配的な愛と確執の中で数々の名曲を生み出していく。 全編、時には激しく、時には軽やかな音楽が流れ、場面をより一層印象づける。とくに、どこまでも続く並木を行く馬車の場面は、家族と別れ、故郷をはなれざるを得なかったショパンの運命と激しい音楽とが折り重なって感動的だ。 彼の父親が口にした天才ゆえに失った普通の幸せ、結局、39歳の若さでなくなるショパンの愛したものは「音楽」そして「故郷」であったのだ。 死の直前、姉を呼び、小さいころによく母親が歌っていたという安らぎにみちた歌を二人で口ずさむあたりなど涙を誘う。1849年パリに死したショパンの心臓は彼の希望により姉によって故郷へ持ち帰られる。 音楽家は早世したが、永遠の命をえた旋律がわれわれに感動を与えてくれる。生誕200年記念というこの映画は、伝記的な物語の展開自体にそう新鮮さはないがキャストも素晴らしかったし、なによりもポーランドのピアニスト、ヤーヌシュ・オレイニチャクをはじめヨーヨー・マら演奏家による音楽が美しかった。 ★画像はシネマクレール丸の内でいただいたチラシのコピーです。 ▲
by blue-robin2
| 2011-07-14 09:42
| 映画 演劇 コンサート
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最近よく山女子とか登る女という言葉を耳にする。
カラフルな今風登山グッズを身にまとい山を目指す女性を言うらしい。 山男に対する山女か~~なんて聞き流せばいいのだが・・・・ 決して美しいと言える言葉ではない。 一時、中高年登山がブームになった時期あり、その頃には若い時から登っている者も、TV番組などに触発されブームに乗って、そのおもしろさに目ざめて登る人も、単独で行く人も、 ツアーで参加する人も其の年齢が中高年なら すべて含めて中高年の登山なのである。 アラフォーという言葉、40前後をさすようだが、いろんな40歳があっていいはずなのだが。 最近は里山ブームだそうで、私がさとやまという言葉を使いだしたのはホームページをもった初期からのことなのだが、ここ2,3年里山専門家なる人まで登場して紹介にいとまがない。 歴女という言葉、歴史好きな女をさすんだろうがいやな言葉だと思っている。 同じ歴史といってもどんな面で興味を持ってるか人それぞれ、それをひとくくりにしているわけだ。 ![]() そういった言葉に興味のない、うとい私は今これ以上は思い出せないが、 飛びつきやすい造語をふくめ{ひとくくり」が横行している。 とかく日本人は人と同じなら安心といった傾向があるんだろうか。 湧き出ては消えて行くブームに 目くじら立ててるわけでもないがすぐに飛びつく餌をばらまく商戦にだけはまきこまれはしない。 ぶれないのを信条にしてきた私にとっては無縁の言葉たちだ。 ▲
by blue-robin2
| 2011-07-11 09:58
| 日常
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7月9日
梅雨明けの翌日は、朝から青空が広がった。気のせいだろうか雲の白さが一層際立ち、 いよいよ夏到来だ。 ![]() そろそろ早苗も青々と育っている頃だろうと思い午後から、炎天下の棚田を訪ねた。 棚田では蒸しかえる暑さの中、あぜ道の草刈りも始まり、田は緑一色に覆われていた。 ![]() ![]() ![]() 周辺の夏草も生い茂り、ヤブカンゾウや、カワラナデシコなど真夏の野草が華やかな色合いを誇るかのように咲いていた。 ![]() 春には棚田の周囲を歩いて巡ったが、数分外で歩きまわって写真を撮るだけで汗が噴き出すという暑さ。歩いて巡るなど、熱中症を呼ぶようなものだ。車で移動しながらの散策となった。冷たいお茶と、冷たくしたタオルは必須アイテムだ。 ▲
by blue-robin2
| 2011-07-09 21:33
| 山、里山、湿原歩き
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振り返ってみればちょっと拾い読みして投げ出したり、途中挫折したりで
まともに本を読んでなかった半年でした。 コンタクトレンズの上から老眼鏡という疲れやすい目が原因といえばいえる。 が、最後まで読もうと引き込まれた本に出会わなかったのか、「読書」に気がのらなかったのか。 単に知りたい欲のみで歴史読み物を選んでいるわけでもないのだけれど、やっぱり偏ってるのかなと思いつつも先ずは読みあげなきゃと手にしたのが途中でほおりだしていたこの本。 シュテファン・ツヴァイク作の「マリー・アントワネット」 以前に読んだ作家の短編集「人類の星の時間」これは一編ずつ確かに面白かったし、短編という点で飽きっぽい私向きだったとは言えるのだがその流れで、この作家の代表作といわれている「マリー・アントワネット」を手にしたのでしたが・・・もともと、描かれた人物にそう興味があったわけではないということも手伝ってとろとろ読み進み、迫力が出てきた下巻になってやっと乗り出して一気に。 あとがきに、使わなかった参考文献に関して触れるほど捏造した文献の多い中、資料を厳選したというだけあって、史実に沿った内容になっているのだろうと思いつつ、この数奇な運命をたどった女性の一生を読み終えたというわけです。 ![]() 贅を極めた肖像画の多い中、私も一見して意外に思えた未完のパステル画、1789年、ベルサイユからパリに移された後にクチャルスキーによって描かれたこのスケッチからは、その母、マリア・テレジアが「いつになったら、あなたは本当の自分になるのでしょう」と嘆いたというアントワネットがようやく本当の自分になったということがうかがえる。しかし、その生気のない静けさからこの先の暗い運命を暗示するかのような一枚という風に見ることもできる。 ▲
by blue-robin2
| 2011-07-07 12:08
| 本
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7月の湿原に足を踏み入れるとまず目に飛び込んだのはシモツケソウのやさしい淡紅色。
進むにつれ、クサレダマ、ノハナショウブ、オカトラノオ 鯉が窪池の奥、春にはリュウキンカで黄色く染まっていた湿地には高さ1メートル近くにもなる ハンカイソウの華やかな黄色が力強い花姿を見せている。水辺ではカキランも咲き始めている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() オカトラノオにとまった2頭の蝶が夢中で蜜を吸っている。 キチョウやモンシロチョウはひらひらと移り気って感じなのにくらべ、 シジミチョウやタテハチョウは一度とまると蜜を吸うことに夢中なのか動かない。 これで時には羽を広げてくれるといいのだが・・・ ![]() ![]() ▲
by blue-robin2
| 2011-07-05 22:39
| 山、里山、湿原歩き
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