2015年 03月 26日
ホソバナコバイモ |
3/26
週初め、カタクリ自生地に行ってみたがこの日は気温が低かったためか、半開状態。
そこで珍しいホソバナコバイモに出会った。普通白地に細い海老茶色の条(左)が入っているのだが、純白のもの(右)を見かけた。
地元の方の話だと、アルビノとのことで、数は少ないがこの地では毎年見かけるという。
アルビノが植物にも?と気になって帰宅後に調べてみると・・・・
アルビノとは色素欠乏による遺伝子疾患で、動物においてはメラミンがないものをさす。また、植物ではクロロフィルがないもので、光合成ができないため種の栄養を使い果たしたら枯死し、生存率は0とある。その植物がアルビノであるといえるのは観察して、一代だけだったかを確認出来ている必要があるということだろう。
白い花には
もともと、遺伝情報に白であることが含まれた正常な遺伝子による白花と、
本来なら色の付いた花を咲かせるはずの種で、花弁において、カルボン、フラボン、アントシアンといった色素が形成されない異常のために白い花を咲かせる白花変種といわれるものとがあるようだ。その例として、Wikipediaによるとネジバナ、ノアザミ、チシマギキョウなどが紹介されている。
同じ白花といってもこれらはアルビノとは全く無関係。さて、このホソバナコバイモははたしてアルビノだろうか、あるいは白花変種だろうか?ただし、地元の詳しい方がおっしゃるのだから、アルビノに間違いないのかなど・・・・・?
まあ、私にとっては珍しいものを見たという印象だけで十分(#^.^#)です。
ツクシも登場
週初め、カタクリ自生地に行ってみたがこの日は気温が低かったためか、半開状態。
そこで珍しいホソバナコバイモに出会った。普通白地に細い海老茶色の条(左)が入っているのだが、純白のもの(右)を見かけた。
地元の方の話だと、アルビノとのことで、数は少ないがこの地では毎年見かけるという。
アルビノが植物にも?と気になって帰宅後に調べてみると・・・・
アルビノとは色素欠乏による遺伝子疾患で、動物においてはメラミンがないものをさす。また、植物ではクロロフィルがないもので、光合成ができないため種の栄養を使い果たしたら枯死し、生存率は0とある。その植物がアルビノであるといえるのは観察して、一代だけだったかを確認出来ている必要があるということだろう。
白い花には
もともと、遺伝情報に白であることが含まれた正常な遺伝子による白花と、
本来なら色の付いた花を咲かせるはずの種で、花弁において、カルボン、フラボン、アントシアンといった色素が形成されない異常のために白い花を咲かせる白花変種といわれるものとがあるようだ。その例として、Wikipediaによるとネジバナ、ノアザミ、チシマギキョウなどが紹介されている。
同じ白花といってもこれらはアルビノとは全く無関係。さて、このホソバナコバイモははたしてアルビノだろうか、あるいは白花変種だろうか?ただし、地元の詳しい方がおっしゃるのだから、アルビノに間違いないのかなど・・・・・?
まあ、私にとっては珍しいものを見たという印象だけで十分(#^.^#)です。
ツクシも登場
by blue-robin2
| 2015-03-26 11:46
| 山、里山、湿原歩き
|
Comments(10)
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chiyoko-mimi at 2015-03-26 20:22
珍しい山野草見る事が出来て幸せです
↓ 清楚なお花ですね
どれも此方では見れませんから
↓ 清楚なお花ですね
どれも此方では見れませんから
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blue-robin2 at 2015-03-27 08:28
chiyoko-mimiさん こんにちは
野草の清楚でいて生命力を感じる花が好きです。
やはりこういった花は自然状態のところにしかありませんね。
それと、上のホソバナコバイモは九州に多く、岡山県が東限です。
野草の清楚でいて生命力を感じる花が好きです。
やはりこういった花は自然状態のところにしかありませんね。
それと、上のホソバナコバイモは九州に多く、岡山県が東限です。
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timata-sn at 2015-03-27 21:42
blue-robin2さん こんばんは
今日は良いお天気でした、お昼は暖かでしたよ。
カタクリの自生地に行かれて、ホソバナコバイモを見つけ
られたのですね、可愛いですね!!
白花も有るんですね、それがアルビノ(色素欠乏)の花
なんですね。
珍しいものを見つけられて良いですが、何か可哀そうな
感じもしますよね。
今日は良いお天気でした、お昼は暖かでしたよ。
カタクリの自生地に行かれて、ホソバナコバイモを見つけ
られたのですね、可愛いですね!!
白花も有るんですね、それがアルビノ(色素欠乏)の花
なんですね。
珍しいものを見つけられて良いですが、何か可哀そうな
感じもしますよね。
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koba222 at 2015-03-28 14:42
ホソバナコバイモは見たことありますが
清楚でいいですね。
たとえアルビノであっても見えるままに
野生の花は美しいです。
清楚でいいですね。
たとえアルビノであっても見えるままに
野生の花は美しいです。
白いホソバコバイモですか!これはまた珍しいですね~!
初めて見ました \(^o^)/
近くの井原でもホソバコバイモは見られますね!今年はまだ見に行ってませんが・・・
初めて見ました \(^o^)/
近くの井原でもホソバコバイモは見られますね!今年はまだ見に行ってませんが・・・
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Snufkin_001 at 2015-03-29 15:35
こんにちは。春本番になってきましたね。
ホソバナコバイモの純白のものって珍しいですね。
とっても清楚で可愛く見えます。
もっとも私はホソバナコバイモを見たのも、
昨日が初めてなんです(^^ゞ
普通のものもキュートで可愛かったです。
↓のミスミソウもすごく見たくて、見たくてずっと憧れていました。
それも昨日見ることが出来たんですよ。
でもユキワリソウの仲間だと思うのですが、ミスミソウも
スハマソウもユキワリソウも区別がつきません^^;
ピンクの可愛いしべが見れただけでも満足なのですが・・・。
ホソバナコバイモの純白のものって珍しいですね。
とっても清楚で可愛く見えます。
もっとも私はホソバナコバイモを見たのも、
昨日が初めてなんです(^^ゞ
普通のものもキュートで可愛かったです。
↓のミスミソウもすごく見たくて、見たくてずっと憧れていました。
それも昨日見ることが出来たんですよ。
でもユキワリソウの仲間だと思うのですが、ミスミソウも
スハマソウもユキワリソウも区別がつきません^^;
ピンクの可愛いしべが見れただけでも満足なのですが・・・。
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blue-robin2 at 2015-03-30 01:43
timata-snさん こんばんは
白い花はとても可憐なかんじです。アルビノという風に地元の方がいっておられました。
カタクリは後日開いたところを見ましたが、沢山群生していてとても美しかったです。
白い花はとても可憐なかんじです。アルビノという風に地元の方がいっておられました。
カタクリは後日開いたところを見ましたが、沢山群生していてとても美しかったです。
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blue-robin2 at 2015-03-30 01:45
koba222さん こんばんは
岡山県が東限ということですので、きっと九州には沢山あると思います。おっしゃる通り、白くて清楚な花、それだけで十分ですね。
岡山県が東限ということですので、きっと九州には沢山あると思います。おっしゃる通り、白くて清楚な花、それだけで十分ですね。
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blue-robin2 at 2015-03-30 02:20
田舎の番人さん こんばんは
番人さんはよく、白花変種を見つけておられますよね。
ホソバナコバイモの白もそうじゃないかなと思っていたのですが、地元の方がアルビノとおっしゃるのだからそうかなとか~~~。
番人さんはよく、白花変種を見つけておられますよね。
ホソバナコバイモの白もそうじゃないかなと思っていたのですが、地元の方がアルビノとおっしゃるのだからそうかなとか~~~。
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blue-robin2 at 2015-03-30 02:20
Snufkin-001さん こんばんは
純白は今年初めて見ました。可憐な感じですが、私はどちらかというと趣のある従来のもののほうが野草らしくていいなと思います。
ユキワリソウと呼ばれるものは、
『三角状の葉の先端がとがっているミスミソウ、この分布は関西、中国地方、九州北部。葉の形が、海辺の砂洲の形に似て、まるい感じがするスハマソウは岩手県から神奈川県までの太平洋側と栃木県に分布。ケスハマソウ は葉面に細かな毛が目立ち、その分布は中部地方から関西、四国、中国地方(瀬戸内側)。
オオミスミソウ の分布は 秋田県から石川県など日本海側に分布。』だそうです。
このあたりで自然に自生しているのは、ケスハマソウということかもしれません。
純白は今年初めて見ました。可憐な感じですが、私はどちらかというと趣のある従来のもののほうが野草らしくていいなと思います。
ユキワリソウと呼ばれるものは、
『三角状の葉の先端がとがっているミスミソウ、この分布は関西、中国地方、九州北部。葉の形が、海辺の砂洲の形に似て、まるい感じがするスハマソウは岩手県から神奈川県までの太平洋側と栃木県に分布。ケスハマソウ は葉面に細かな毛が目立ち、その分布は中部地方から関西、四国、中国地方(瀬戸内側)。
オオミスミソウ の分布は 秋田県から石川県など日本海側に分布。』だそうです。
このあたりで自然に自生しているのは、ケスハマソウということかもしれません。