2014年 02月 03日
樹木の名札 |
2月3日
1日の吉備の中山散策中に・・・・
クリという名札の下がった落葉樹のほんのり赤みを帯びた木皮がとても美しい。葉が茂り、花や実の付いている時期以外は見過ごしてしまう木なのだが、あらためてみるとその幹は微妙な灰褐色に、縦縞のような裂け目が入りなかなか美しい。水湿に耐え、耐朽性が高いことから建築材や枕木、家具などにも使われる材だ。
一般的に植物園でもない限り、自然の景観に配慮してか名札を見かけることはめったにない。花でも咲いていない限り木の名前を知る手立てはないというのが普通だ。自然林にやたらに札が下がってるというのもいかがなものかとは思うのだが、楽しみの少ない冬枯れの季節にはありがたい。
看板も邪魔、電信柱も電線もなんて思ってしまう私なのに・・・
勝手なものであるなあ~~とおもいつつ、この日ばかりは景観よりも植物観察だと割り切って手当たりしだい写し、持ち帰って、並べて悦に入ってるのです~~
コルク層をもつというアベマキの語源が「あばたまき」といわれるのはこの幹の様子から納得。そして、口のなかでとげとげ感のあるタラの芽、なるほど、幹もトゲだらけとは・・・幹を知るのもけっこうおもしろい。
1日の吉備の中山散策中に・・・・
クリという名札の下がった落葉樹のほんのり赤みを帯びた木皮がとても美しい。葉が茂り、花や実の付いている時期以外は見過ごしてしまう木なのだが、あらためてみるとその幹は微妙な灰褐色に、縦縞のような裂け目が入りなかなか美しい。水湿に耐え、耐朽性が高いことから建築材や枕木、家具などにも使われる材だ。
一般的に植物園でもない限り、自然の景観に配慮してか名札を見かけることはめったにない。花でも咲いていない限り木の名前を知る手立てはないというのが普通だ。自然林にやたらに札が下がってるというのもいかがなものかとは思うのだが、楽しみの少ない冬枯れの季節にはありがたい。
看板も邪魔、電信柱も電線もなんて思ってしまう私なのに・・・
勝手なものであるなあ~~とおもいつつ、この日ばかりは景観よりも植物観察だと割り切って手当たりしだい写し、持ち帰って、並べて悦に入ってるのです~~
コルク層をもつというアベマキの語源が「あばたまき」といわれるのはこの幹の様子から納得。そして、口のなかでとげとげ感のあるタラの芽、なるほど、幹もトゲだらけとは・・・幹を知るのもけっこうおもしろい。
by blue-robin2
| 2014-02-03 15:19
| 山、里山、湿原歩き
|
Comments(10)
「吉備の中山」ウォーキングコースがあるのですね!
天気もよくて気持ちいい歩きだったでしょうね
番人もいつか歩きたいです
おお 樹木の木皮! 番人が写したコルクの木・・たぶん違うと思いますが 花のない時期こういう観察も楽しいですね!
今度まねしてみよう (^^♪
なかなか覚えられるものではないですが 少しでも知っておくとまだ楽し!ですよね あれは コナラ?アベマキ?だったのかな~?
天気もよくて気持ちいい歩きだったでしょうね
番人もいつか歩きたいです
おお 樹木の木皮! 番人が写したコルクの木・・たぶん違うと思いますが 花のない時期こういう観察も楽しいですね!
今度まねしてみよう (^^♪
なかなか覚えられるものではないですが 少しでも知っておくとまだ楽し!ですよね あれは コナラ?アベマキ?だったのかな~?
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tonton1388 at 2014-02-03 20:32
こんばんは。
はじめまして とんとんです。
今日はお越し下さって有難うございました。
吉備の中山を散策されて、樹木の写真を沢山撮って来られたのですね。
私の故郷は山口県なので、岡山は比較的近いのですが
吉備へは行ったことが有りません。吉備津神社の名前だけ知っているくらいです。
景観は壊れるけれど木々が裸木になると、名前が付けてあると助かりますね。
木の名前がなかなか判らなくて、葉が茂って初めて気づきます。
また伺わせて下さいませ。宜しくお願い致します。
はじめまして とんとんです。
今日はお越し下さって有難うございました。
吉備の中山を散策されて、樹木の写真を沢山撮って来られたのですね。
私の故郷は山口県なので、岡山は比較的近いのですが
吉備へは行ったことが有りません。吉備津神社の名前だけ知っているくらいです。
景観は壊れるけれど木々が裸木になると、名前が付けてあると助かりますね。
木の名前がなかなか判らなくて、葉が茂って初めて気づきます。
また伺わせて下さいませ。宜しくお願い致します。
樹木の皮目も木の種類によってさまざまですねー、並べてみるとこんなに違うんですね、サルスベリは名前がつくだけあって特殊な樹皮なんですね~
吉備津神社・・いにしえの雰囲気がありますねー、長い回廊は何処に続いているんでしょう。
ふくら雀、かわいいです~、動きのあるポーズがいいですね~♫♪
吉備津神社・・いにしえの雰囲気がありますねー、長い回廊は何処に続いているんでしょう。
ふくら雀、かわいいです~、動きのあるポーズがいいですね~♫♪
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timata-sn at 2014-02-03 21:51
blue-robin2さん こんばんは
今日は薄曇りが続きましたが、暖かな一日でしたね。
何時も有難う御座います。
吉備の中山のウォーキングコースを歩かれて、木の表面を
撮られたのですね。
色んなものを撮られて、それらの名前が名前がきっちりと
書いて居られるのには感心しましたよ。
素晴らしいですね!!
今日は薄曇りが続きましたが、暖かな一日でしたね。
何時も有難う御座います。
吉備の中山のウォーキングコースを歩かれて、木の表面を
撮られたのですね。
色んなものを撮られて、それらの名前が名前がきっちりと
書いて居られるのには感心しましたよ。
素晴らしいですね!!
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koba222 at 2014-02-03 22:32
15もの木々の名前がわかりすごいですね。
ふと通り過ぎてしまいそうなところ
親切に名札が下がっていましたら見過ごされませんね。
山の中は歩いても木々の名前を確かめることは少ないですから
吉備の山を守る人々は良いアイデアですね。
blue-robin2さんはいい散策ができていますね。
ふと通り過ぎてしまいそうなところ
親切に名札が下がっていましたら見過ごされませんね。
山の中は歩いても木々の名前を確かめることは少ないですから
吉備の山を守る人々は良いアイデアですね。
blue-robin2さんはいい散策ができていますね。
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blue-robin2 at 2014-02-05 09:01
田舎の番人さん おはようございます。
昨日は早朝から大阪へ所要で出かけていてすっかりRES遅れました。
書き込みありがとうございます。
吉備の中山は200メートルにも満たない丘陵地ですが、散策には適度な登りで、麓の二つの神社もなかなか歴史があっていいです。吉備津彦は四道将軍の一人として山陽道に派遣されたとありますから、このあたり一帯、確か福山にも吉備津神社がありますね。
そうでしたね。コルクの木かな?という記事拝見しました。
ワインなんかに使われるのは地中海が原産の木のようですが、実はアベマキのコルクも戦後すぐの、ものの少ない時代には混ぜ物をして栓に使っていた事もあるようです。あばたの木が語源のようですから、本当にあばたのように規則性のないごちゃごちゃの模様でした。
幹と葉と並べて標本というのがベストかも~~です。
昨日は早朝から大阪へ所要で出かけていてすっかりRES遅れました。
書き込みありがとうございます。
吉備の中山は200メートルにも満たない丘陵地ですが、散策には適度な登りで、麓の二つの神社もなかなか歴史があっていいです。吉備津彦は四道将軍の一人として山陽道に派遣されたとありますから、このあたり一帯、確か福山にも吉備津神社がありますね。
そうでしたね。コルクの木かな?という記事拝見しました。
ワインなんかに使われるのは地中海が原産の木のようですが、実はアベマキのコルクも戦後すぐの、ものの少ない時代には混ぜ物をして栓に使っていた事もあるようです。あばたの木が語源のようですから、本当にあばたのように規則性のないごちゃごちゃの模様でした。
幹と葉と並べて標本というのがベストかも~~です。
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blue-robin2 at 2014-02-05 11:56
tonton1388さん こんにちは
可愛いビオラにちょっと一言書かせてもらいました。お訪ねくださりありがとうございます。また伺わせてください。
山口がご郷里なんですね。私も当地に来て30年程になりますが中国地方はあまり知らなかったので昨年’ぐるっと中国’という感じで回りましたが、山口とはいいところですね。歴史的遺産はもとよりお人柄のよさに心地よい旅ができました。
吉備の中山、こういった冬枯れの季節は木漏れ日の中をさくさく落葉を踏んで歩くのも楽しいものです。名札の付いた木々、樹上でさえずる鳥、葉のない時期もそれなりに楽しめました。
可愛いビオラにちょっと一言書かせてもらいました。お訪ねくださりありがとうございます。また伺わせてください。
山口がご郷里なんですね。私も当地に来て30年程になりますが中国地方はあまり知らなかったので昨年’ぐるっと中国’という感じで回りましたが、山口とはいいところですね。歴史的遺産はもとよりお人柄のよさに心地よい旅ができました。
吉備の中山、こういった冬枯れの季節は木漏れ日の中をさくさく落葉を踏んで歩くのも楽しいものです。名札の付いた木々、樹上でさえずる鳥、葉のない時期もそれなりに楽しめました。
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blue-robin2 at 2014-02-05 13:12
白いねこさん こんにちは
猿も滑るほどつるつるした幹ですよね。樹木の語源というのもなかなか面白いですね。
回廊の先には御窯殿というのがあって内では吉備津彦と温羅の伝説に基づく鳴釜神事というのが執り行われます。
スズメも、ネコもイヌもも冬は毛の中に空気をため込みふっくらと可愛いですよね。
猿も滑るほどつるつるした幹ですよね。樹木の語源というのもなかなか面白いですね。
回廊の先には御窯殿というのがあって内では吉備津彦と温羅の伝説に基づく鳴釜神事というのが執り行われます。
スズメも、ネコもイヌもも冬は毛の中に空気をため込みふっくらと可愛いですよね。
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blue-robin2 at 2014-02-05 13:13
timata-snさん こんにちは
何時もコメントありがとうございます。
木の名前はそれこそ写してきた名札をそのまま書き写しただけですが
なかなか楽しめました。
小学生の標本作りって感じでしょ。
何時もコメントありがとうございます。
木の名前はそれこそ写してきた名札をそのまま書き写しただけですが
なかなか楽しめました。
小学生の標本作りって感じでしょ。
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blue-robin2 at 2014-02-05 13:14
koba222さんこんにちは
名札はもっとたくさんあったのかもしれませんが、栗の幹があまりにも美しく感じたので、そこで思いついたのが、名札と幹を撮ってかえろうということでした。だって、写したくとも野草の類は畦で見たオオイヌノフグリとホトケノザ以外にはこの季節まるでなかったのですもの(笑)
昔から蒐集ってこと結構好きなんですよね。
名札はもっとたくさんあったのかもしれませんが、栗の幹があまりにも美しく感じたので、そこで思いついたのが、名札と幹を撮ってかえろうということでした。だって、写したくとも野草の類は畦で見たオオイヌノフグリとホトケノザ以外にはこの季節まるでなかったのですもの(笑)
昔から蒐集ってこと結構好きなんですよね。