2012年 05月 07日
単子葉植物・サトイモ科・テンナンショウ属 |
5月7日
5月の森に入るとよく出会うのがこの花、マムシグサである。毒草でもありそう華やかでもないがその縞模様の仏炎包に光があたっていたりするとガレのガラスのようで美しい。見過ごせない植物である。
テンナンショウの仲間は30種ほどあるそうだが私が出会っているのはマムシグサ、タカハシテンナンショウ、ミミガタテンナンショウ、ヒロハテンナンショウである。一見同じでもそれぞれにちょっとした特徴がある。
先日、かなり減少してきているという吉備高原自生のタカハシテンナンショウに出会った。
比較のために豆ノートに貼ってみた。同じ色合いだが、上が紫色のマムシグサ。下がタカハシテンナンショウ。違いはマムシグサは小葉の枚数が多いのに対し、タカハシテンナンショウは5枚で、柱状花序を包む仏炎包の舷部が筒部より短くその先が上に反り返っているところなどが特徴である。
ついでに、写りはいま一つだがストックしてあった二種も引っ張り出してみた。ミミガタテンナンショウは筒部の上部が反り返って耳のように突き出ており、ヒロハテンナンショウは花が大きな幅広の葉の下にあるというのが特徴。
出会ってみたいと思っているのはウラシマソウとユキモチソウ。そのくらいなら私にも区別はつくだろうから~~。
5月の森に入るとよく出会うのがこの花、マムシグサである。毒草でもありそう華やかでもないがその縞模様の仏炎包に光があたっていたりするとガレのガラスのようで美しい。見過ごせない植物である。
テンナンショウの仲間は30種ほどあるそうだが私が出会っているのはマムシグサ、タカハシテンナンショウ、ミミガタテンナンショウ、ヒロハテンナンショウである。一見同じでもそれぞれにちょっとした特徴がある。
先日、かなり減少してきているという吉備高原自生のタカハシテンナンショウに出会った。
比較のために豆ノートに貼ってみた。同じ色合いだが、上が紫色のマムシグサ。下がタカハシテンナンショウ。違いはマムシグサは小葉の枚数が多いのに対し、タカハシテンナンショウは5枚で、柱状花序を包む仏炎包の舷部が筒部より短くその先が上に反り返っているところなどが特徴である。
ついでに、写りはいま一つだがストックしてあった二種も引っ張り出してみた。ミミガタテンナンショウは筒部の上部が反り返って耳のように突き出ており、ヒロハテンナンショウは花が大きな幅広の葉の下にあるというのが特徴。
出会ってみたいと思っているのはウラシマソウとユキモチソウ。そのくらいなら私にも区別はつくだろうから~~。
by blue-robin2
| 2012-05-07 23:30
| 山、里山、湿原歩き
|
Comments(4)
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あんず
at 2012-05-08 09:02
x
おはようございます。
植物達は今の季節が一番輝いて初々しくて美しいですよね。
マムシグサは私も何度か今年見ましたが今の季節が一番良いようです。
しかし、これも色々種類があるんですね。
大雑把な私は全てを纏めてマムシグサなんて勝手に言っていますが・・・
えっウラシマソウには未だ会われていないそうですね。
私の近くの明王院ですが時折、紅葉や花や散歩で載せていますが、ここにウラシマソウが見られるんですよ。
今年は丁度良い時期に行けなくて、多分終わっているでしょうか。
過去の記事で↓に載せていますが、私はこの方の記事でウラシマソウを知って言ったのですが、今年もこの方が↓の載せておられますので確認してみて下さいね。
http://hikingt.exblog.jp/13457840/
「noraばばの お遊び記Ⅱ」
http://babakzk927.exblog.jp/17854906/
もし、これがウラシマソウでしたら是非一度見にお出でて下さい。
植物達は今の季節が一番輝いて初々しくて美しいですよね。
マムシグサは私も何度か今年見ましたが今の季節が一番良いようです。
しかし、これも色々種類があるんですね。
大雑把な私は全てを纏めてマムシグサなんて勝手に言っていますが・・・
えっウラシマソウには未だ会われていないそうですね。
私の近くの明王院ですが時折、紅葉や花や散歩で載せていますが、ここにウラシマソウが見られるんですよ。
今年は丁度良い時期に行けなくて、多分終わっているでしょうか。
過去の記事で↓に載せていますが、私はこの方の記事でウラシマソウを知って言ったのですが、今年もこの方が↓の載せておられますので確認してみて下さいね。
http://hikingt.exblog.jp/13457840/
「noraばばの お遊び記Ⅱ」
http://babakzk927.exblog.jp/17854906/
もし、これがウラシマソウでしたら是非一度見にお出でて下さい。
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blue-robin2 at 2012-05-08 10:51
あんずさん こんにちは
まあ多分、普通に散策していて出会うのはほとんどマムシグサだと思います。タカハシテンナンショウは絶滅危惧種とどなたかのネットで言われてましたし、それだけに山野での偶然の出会いはうれしいものです。下の二種は、東京の高尾山と、県の森林公園ですからそう多くみられるというものではなさそうです。
ウラシマソウの情報ありがとうございます。
まあ多分、普通に散策していて出会うのはほとんどマムシグサだと思います。タカハシテンナンショウは絶滅危惧種とどなたかのネットで言われてましたし、それだけに山野での偶然の出会いはうれしいものです。下の二種は、東京の高尾山と、県の森林公園ですからそう多くみられるというものではなさそうです。
ウラシマソウの情報ありがとうございます。
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Snufkin_001 at 2012-05-09 18:28
こんにちは。
私ならこれ全部マムシグサって思ってしまいます。
微妙に違いがあるんでしょうが、それを一つ一つ覚えておくなんて・・・
私には無理かなぁ~。
まだ見たことがないので、一度お目にかかってみたいものです。
↑私もワラビやゼンマイの区別はつかないです。
みなさんよくご存じですよね、感心してしまいます。
フデリンドウっていうのですか、秋ではなくて春に咲くんですね。
とってもきれい~♪
私ならこれ全部マムシグサって思ってしまいます。
微妙に違いがあるんでしょうが、それを一つ一つ覚えておくなんて・・・
私には無理かなぁ~。
まだ見たことがないので、一度お目にかかってみたいものです。
↑私もワラビやゼンマイの区別はつかないです。
みなさんよくご存じですよね、感心してしまいます。
フデリンドウっていうのですか、秋ではなくて春に咲くんですね。
とってもきれい~♪
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blue-robin2 at 2012-05-09 21:38
Snufkin-001さん こんばんは
里山歩きが好きで野草との付き合いが結構長いのでマムシグサにもいろいろあるんだと自然に覚えました(#^.^#)
まあ、歩いていてみることができるのは、というかどこにでもあるのはマムシグサです。
野草との付き合いが長いと言っても、コケ、シダは花が咲かないので興味対象外で避けてましたので、全くわかりません。
育ったところは当地のような自然が近くあったわけではなかったので山菜もとんとわかりません。
フデリンドウ、ちっちゃくて、かわいいでしょ ♪~
里山歩きが好きで野草との付き合いが結構長いのでマムシグサにもいろいろあるんだと自然に覚えました(#^.^#)
まあ、歩いていてみることができるのは、というかどこにでもあるのはマムシグサです。
野草との付き合いが長いと言っても、コケ、シダは花が咲かないので興味対象外で避けてましたので、全くわかりません。
育ったところは当地のような自然が近くあったわけではなかったので山菜もとんとわかりません。
フデリンドウ、ちっちゃくて、かわいいでしょ ♪~