2011年 10月 11日
ナツハゼ |
10月11日
10年近く前、吉備路の一角、足守の歴史保存地区を友人と歩いたことがあった。その時に立ち寄ったお食事処の大きな花瓶に活けてあった一枝がこの木であった。なんという品のいい実だろうと名も知らないこの実はその後ずっと私の思いの中にあったのだが、 ある秋、また別の友人と
山道を散策していて教えてもらうことができた。「ナツハゼ」と。ツツジの仲間で夏には釣鐘型の花を咲かせる。山の枝を勝手に手折ることはできないが、庭木にも生け花としても使うということを知ったのだった。
めったに出会えなかった漆黒の実、昨日の鯉が窪池のほとりで偶然見かけた。
帰りの林縁でつり下がった赤い実を見た。フウリンウメモドキというきれいな名前を知ってから赤い実とみれば風鈴が思い浮かんでいたのだ。吊下がった赤い実、きっとそうに違いないと近づいてみたが、この実は楕円形。オトコヨウゾメという、風鈴とは似ても似つかぬ名ではあるが、
それにしても、美しい赤だ。
10年近く前、吉備路の一角、足守の歴史保存地区を友人と歩いたことがあった。その時に立ち寄ったお食事処の大きな花瓶に活けてあった一枝がこの木であった。なんという品のいい実だろうと名も知らないこの実はその後ずっと私の思いの中にあったのだが、 ある秋、また別の友人と
山道を散策していて教えてもらうことができた。「ナツハゼ」と。ツツジの仲間で夏には釣鐘型の花を咲かせる。山の枝を勝手に手折ることはできないが、庭木にも生け花としても使うということを知ったのだった。
めったに出会えなかった漆黒の実、昨日の鯉が窪池のほとりで偶然見かけた。
帰りの林縁でつり下がった赤い実を見た。フウリンウメモドキというきれいな名前を知ってから赤い実とみれば風鈴が思い浮かんでいたのだ。吊下がった赤い実、きっとそうに違いないと近づいてみたが、この実は楕円形。オトコヨウゾメという、風鈴とは似ても似つかぬ名ではあるが、
それにしても、美しい赤だ。
by blue-robin2
| 2011-10-11 23:05
| 山、里山、湿原歩き
|
Comments(2)
黒い実、赤い実
奥から光を差してくる方向が素敵。
帰りの林縁でつり下がった・・・。≪林縁≫という言葉を発見してほっとした。
以前こんな語彙あるの・・・と聞かれたことがあった。
不具合を生じていました。
開通しました。
奥から光を差してくる方向が素敵。
帰りの林縁でつり下がった・・・。≪林縁≫という言葉を発見してほっとした。
以前こんな語彙あるの・・・と聞かれたことがあった。
不具合を生じていました。
開通しました。
Commented
by
blue-robin2 at 2011-10-12 09:21
縄文人さん おはようございます。
野草の少なくなっていく季節にはこのように実が楽しみ、もう少ししたら紅葉が楽しみと、自然はいろいろ与えてくれます。
<林縁>とは林と草地の接するところ。森林の周辺部分。里山を歩いているとそういった場所が多く、私はこの言葉、多用しています。路傍だの道端ではあまりにも広義になってしまいますものね。やはり、森や林の近くは林縁、便利な言葉です。縄文人さんは俳句をなさるので言葉には敏感に気を使われているのですね。
不具合よくなりましたか。また伺います。
野草の少なくなっていく季節にはこのように実が楽しみ、もう少ししたら紅葉が楽しみと、自然はいろいろ与えてくれます。
<林縁>とは林と草地の接するところ。森林の周辺部分。里山を歩いているとそういった場所が多く、私はこの言葉、多用しています。路傍だの道端ではあまりにも広義になってしまいますものね。やはり、森や林の近くは林縁、便利な言葉です。縄文人さんは俳句をなさるので言葉には敏感に気を使われているのですね。
不具合よくなりましたか。また伺います。