2024年 01月 09日
冬そうび |
わが家の庭に咲く数種の冬バラ
春と比べ小ぶりではあるが寒風の中で咲く姿は華やかというよりは、凛とした強さを感じさせる。
冬バラを「ふゆそうび」と呼ぶのを知ったのは、谷村新司氏の「群青」という楽曲。
これは戦艦大和と運命を共に生きた人達を語る映画の主題歌として作られたらしいが、私が知ったのはコーラスグループ「フォレスタ」の歌う「群青」で大好きな歌なのだが歌詞の中に出てくる「ふゆそうび」、当初、何だろうと思っていたが、冬バラのことだと知った。
ちょっと調べてみると』
薔薇の音読みは『ソウビ』あるいは『ショウビ』
菅原道真の漢詩や源氏物語の中でもこの言い方が登場していると言う。
一般に園芸種の薔薇は華やかさが印象に残るが
当時の日本にあった薔薇は,はまなす、のいばら、てりはのいばら といった五弁のシンプルなもの。
寒さに耐えるように咲く冬の薔薇は八重咲ではあっても、バラよりも、「ソウビ」という言い方がふさわしい気がする。
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by blue-robin2
| 2024-01-09 18:25
| 庭
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Comments(4)