2017年 06月 17日
雅楽のこころ |
6月17日
毎月恒例の市民講座、今回は東儀秀樹氏による「雅楽のこころ 音楽のちから」だった。
先ず、自身と雅楽とのかかわり方について語られた後、
1400年前、仏教とともに中国から伝わった音楽はこの国に受け入れられ、以来、笙、篳篥、龍笛を中心とする楽器による演奏は雅楽として日本にだけ残り受け継がれてきた世界に誇れる独自の文化であることを熱っぽく語られた。
笙、篳篥、龍笛はそれぞれ、天からの光、地上の人々の声、天と地をかけ廻る龍、を連想させ、全体として宇宙を表現するのだという。そういった知識は源氏物語や枕草子といった平安文学を理解する助けにもなる。
シルクロードを通って笙はパイプオルガンのルーツともなり・・・など、内容は盛りだくさんであったが講演の主旨は日本の文化に目を向け、誇りを持ちましょうであった。
実際に数曲演奏もあって、盛り上がりのあるいい講演だった。
毎月恒例の市民講座、今回は東儀秀樹氏による「雅楽のこころ 音楽のちから」だった。
先ず、自身と雅楽とのかかわり方について語られた後、
1400年前、仏教とともに中国から伝わった音楽はこの国に受け入れられ、以来、笙、篳篥、龍笛を中心とする楽器による演奏は雅楽として日本にだけ残り受け継がれてきた世界に誇れる独自の文化であることを熱っぽく語られた。
笙、篳篥、龍笛はそれぞれ、天からの光、地上の人々の声、天と地をかけ廻る龍、を連想させ、全体として宇宙を表現するのだという。そういった知識は源氏物語や枕草子といった平安文学を理解する助けにもなる。
シルクロードを通って笙はパイプオルガンのルーツともなり・・・など、内容は盛りだくさんであったが講演の主旨は日本の文化に目を向け、誇りを持ちましょうであった。
実際に数曲演奏もあって、盛り上がりのあるいい講演だった。
by blue-robin2
| 2017-06-17 01:03
| 映画 演劇 コンサート